変性ミエロパチー/変性性脊髄症(DM)
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致死性の高い遺伝病です。進行性の神経疾患で、後肢の麻痺から始まり、前肢の麻痺・呼吸障害に至ります。発症年齢は約8歳、発症後約3年前後で死亡します。
初期症状:両後肢のふらつき
中期症状:後肢の麻痺進行、歩行、起立困難
後期症状:脊髄に病変がおよび呼吸障害から呼吸不全になり死亡
症状は、まず最初は背骨の真ん中あたりから出始め、後肢に擦って歩いたり、爪を立ててつま先で歩くような症状が出ます。
その後、前のほうに広がり前肢に症状が出始めます、さらに進行すると首に広がり、呼吸困難になります。このような進行は約3年間かけゆっくり進行します。このほか歩行時に腰のふらつきや、後肢が交差するように歩くような症状があります。
発症し易い犬種として、ウェルッシュコーギー・ペンブローク、トイプードルがあります。
アフェクテッドは発症する可能性があります。当犬舎ではアフェクテッドの仔犬が産まれる事はありません。